今回はデイトレにおける寄り付きから見て上昇しやすい銘柄の判断方法について解説します。
デイトレでは、寄り付き直後からの動きが大変重要です。寄り付き価格とは、前日に買って持ち越しした投資家が損をしているのか、利益となっているのかがわかる重要な価格です。
寄り付き価格が移動平均線を上回ってスタートすれば、前日に買って持ち越しした投資家は含み益になりますので、強気ムードでのスタートとなります。
逆に移動平均線を下回って始まってしまうと、前日買って持ち越しした投資家は、損失となって始まることになりますので、弱気の損切りムードでのスタートとなります。チャートで確認しておきましょう。
デイトレでは、移動平均線を上回って始まるかどうかによって、上昇力に大きな違いがでます。寄り付き直後の動きというのは、ほぼ参加者の心理状態によって動くといっても過言ではありません。
次に重要なのは、5分足における1本めのローソク足です。寄り付き価格というは、最も出来高が多いのですが、つまりは寄り付きで買った投資家が多いということでもあります。そのため、寄り付き価格を上回ってくれば、上値が軽くなり上昇しやすくなります。
これらの条件が揃えば、デイトレでも上昇する可能性が高まります。ただ注意点として、大きくギャップアップして始まった場合は、利食い売りが優勢となることも多いため、寄り付き後の上値が重くなってしまいます。重要なのは、今参加している短期売買での投資家がどのような心理状態にあるのかをチャートから判別することです。
今回は、このような特徴を動画で解説させていただきましたので、ぜひご覧ください。
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