日経平均株価は、NYダウやドル円の上値の重さから、膠着した動きが続いています。個別株も同じく動きが鈍っており、売買がやりにくい状況が続いています。今回は、転換足でタイミングを判断する際に重要なポイントを解説いたします。
転換足は、トレードする際のタイミングを掴む上で、非常に有効な指標です。転換足はローソク足では、わからない短期間の方向性が色で判別することができます。ローソク足は、1日ごとの上下の動きは、よくわかるのですが、肝心な株価が上昇なのか下降のなかが、ヒゲなどでわかりにくくなり、判断に迷いやすいのが欠点です。
転換足の買タイミングは、基本的に上昇トレンドで仕掛けていきます。25日移動平均線や75日移動平均線が上向きで、上昇トレンドであれば転換足が青になっても、すぐに赤に転換することが多く、赤に転換してから上昇が長続きしやすくなります。ただし、その際に図にあるように転換足が短く、色が交錯する場合があります。この際に転換足が短く、トレンド自体が崩れていなければ、上昇する可能性が十分にあります。転換足が短くても、赤が続いていけば、そこから大きく上昇していきます。
今回は、このような転換足でタイミングを掴む際に重要なポイントを解説いたしました。ぜひご覧ください。