新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は収まらず、株価も乱高下が続いています。日本市場は過剰に売られすぎた反動から買い戻しとなっており、強く反発しています。そこで今回は、ボリンジャーバンドを使った株価が反発するパターンを解説いたします。
ボリンジャーバンドは株価が大きく動き出すとバンドが拡大していきます。今回の急落相場でも多くの銘柄でボリンジャーバンドが拡大しながら急落しています。しかしボリンジャーバンドがしながら急落するということは、それだけ値動きが大きくなっている証拠でもあり、うまく反発を捉えることができれば、利益を狙うことができます。
まずはチャートで確認してみましょう。
この反発パターンのようにボリンジャーバンドが大きく拡大しながら下落していくパターンになると、-1σを下回ったまま一方向に下落が続いていきます。バンドの幅というのは、株価の値動きの大きさも表しているため、これまでにないような勢いで下落していくことになります。
そのような下落から急反発するシグナルとなるのが、株価が-1σを上抜けた時です。これによってバンドの幅が大きく広がっている反動から急激に逆方向に動くことになります。また、このチャートのように上昇の勢いが強ければ、バンドの上限である+2σまで上昇する可能性が高くなります。
今回は、このようなボリンジャーバンドの反発パターンの仕組みをわかりやすく動画で解説いたしました。ぜひ御覧ください。