日経平均株価は方向感が無いまま横ばい状態を続けています。今回は日経平均の目先の方向を読む上でもお勧めな225先物の60分足チャートの見方を解説いたします。
日経平均株価は、日本時間のザラ場でしか動きませんが、225先物はナイトセッションがあるため、NY市場の動きも含めた上での夜間と日中を通した値動きがわかります。特にお勧めなのは、60分足を見ることです。日足では判別しにくい変化やトレンドの変化が非常によくわかります。まずはチャートをご覧ください。
こちらのチャートは、先物の60分足に50本ボリンジャーバンドと10本と30本の移動平均線を重ねたチャートです。株の達人のマルチチャートの標準条件で表示できます。最近の動きであるボックスの動きもボリンジャーバンドの上限と下限の範囲内で高値と底値が判断できていることがわかります。
続いて、こちらのチャートは60分足で上昇トレンドが続いている際のパターンとなります。各移動平均が上向きでボリンジャーバンドの中心線に沿って上昇していることがわかります。
先物の動きというのは、上昇トレンド、下降トレンド、ボックスまたは保ち合いといった、動きが常に変化しながら推移しています。そのため、現在の状態を的確に判別できなければいけません。
このチャートは、上昇や下降などのトレンドが明確な時は、移動平均線で判断し、ボックスや保ち合い状態になった場合は、ボリンジャーバンドで判断するとうことが可能となります。
今回はこのようなポイントを動画でわかりやすく解説しました。ぜひご覧ください。