日経平均株価は、27,000円をついに突破し、保ち合い状態を上放れした形となっています。個別株も年末の手仕舞い売りに押されながらも、底堅く推移しています。本日は、ボリンジャーバンドと移動平均線を組み合わせてトレンド転換を判断する方法を解説いたします。
移動平均線とボリンジャーバンドを組み合わせることによって、トレンド転換や売買ポイントが非常に明確になります。特にボリンジャーバンドの拡大だけでなく、その前のトレンドの変化も読み取ることができます。それではチャートで確認してみましょう。
こちらはボリンジャーバンドに7日移動平均線を組み合わせたチャートとなります。株価が大きく上昇しているポイントとしては、中心線と短期移動平均線がクロスしていることがわかります。またその際に株価がボリンジャーバンドの上限を上抜けてくることで、バンドが拡大しながら上昇していく傾向となります。またバンドが拡大期でなくても、中心線と移動平均線がクロスするポイントであれば上昇転換となることもあります。
また加えて、ボリンジャーバンドが拡大傾向となっている場合に、短期移動平均線を下回ると株価は下がりやすくなります。そのため転換ポイントだけでなく、利益確定にも使うことができます。加えてRCIも上限まで振り切れると、株価が短期間で上昇していく傾向となります。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。