日経平均株価は23000円の大台を上抜けて、30年ぶりの高値更新となっています。個別株も多くの銘柄が強く上昇しており、高値更新しながら上昇しています。今回はローソク足のシグナルでもある、赤三兵と黒三兵について解説いたします。
ローソク足には様々なシグナルがありますが、今回は赤三兵と黒三兵を見ていきましょう。赤三兵とはローソク足の陽線が3日続き、かつ前日比で上昇している状態を言います。これは急激に買いが強まっている証拠であり、通常は買いシグナルとみます。
また黒三兵とは、陰線が3日連続で続いており、かつ前日で下落している状態です。こちらも同じく急激に売りが強まっていることから、売りシグナルとなります。
この赤三兵や黒三兵は注意点があり、このチャートパターンのように株価が下落している状況で赤三兵がでれば上昇のシグナルともなりますが、逆に高値圏で赤三兵が出ると、利食いによって反落する恐れもあります。黒三兵も同様に、安値圏で出ても投げ売りから反発する可能性もあります。赤三兵や黒三兵は、比較的頻繁に出現するシグナルですが、その時点の株価位置にも注目しておくことが重要です。
今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。