保ち合いから急上昇するチャートパターン

日経平均株価は、27000円の節目で反発しており、下げ止まり感も見られます。個別株もTOPIXやマザーズ指数の反発をきっかけに、多くの銘柄が買われています。今回は保ち合い状態から急上昇するチャートパターンについて解説いたします。

株価が保ち合い状態から急上昇する銘柄も増え始めています。保ち合いブレイクアウトといって、テクニカル的には基本の上昇パターンとなります。このような上昇パターンとを見極めるには、移動平均やボリンジャーバンドを使った保ち合いを判断する必要があります。

移動平均線が短期から長期までが同じ位置に重なり、ローソク足もその上下で推移し始めると、株価は膠着状態となり、一定の幅で細かく上下します。この状態が数ヶ月続いていけば完全な保ち合い状態となります。

また保ち合いをブレイクした際には、出来高にも注目することが重要です。出来高が急増することで、新規の買いが積極的に入ってきていることがわかります。またこの際に、日々の値上がり率ランキングにも入ってくれば、さらに後追いでの買いが続くため急騰しやすくなります。

今回はこのような保ち合いからの急騰パターンを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。