日経平均株価はNY市場に連れ安する形で下げ続けており、27,000円台半ばで推移しています。個別株も指数に連れ安しており、多くの銘柄が下落調整しています。そこで今回はボリンジャーバンドとMACDを使った下げ止まりの判断方法を解説いたします。
ボリンジャーバンドは単体でも十分に使える指標ですが、オシレーターのMACDと組み合わせると、より売買の判断が明確になります。特にボリンジャーバンドで売られすぎの状態を判断し、MACDで短期トレンドの転換と下げ止まりを判断する方法がお勧めです。
このチャートパターンでは、株価が急落したのと同時にボリンジャーバンドの下限である-2σ付近まで下落しています。その後はボリンジャーバンドが拡大しながら下落していますが、同時にMACDを見ていくと、下向きの状態から上向きに転換し始めて、下げ止まりの動きとなっていることがわかります。
このようにボリンジャーバンドとMACDを組み合わせることで、株価が下げ止まるポイントを明確に判断することが可能となります。テクニカル指標を性質の違う指標を組み合わせることで、より精度を高めることができます。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。
