日経平均株価は27,000円付近で上下する展開となっており、方向感が掴みにくい状況が続いています。今回は日経平均や225先物の方向性がわかる60分足の見方を解説いたします。
日経平均や225先物を読み解く上では、多くの方が日足を見ていますが、より早く短期の転換点を見極めるためには60分足を確認するのもおすすめです。
こちらは225ミニ先物の60分足の動きですが、株価が保ち合い状態となるとボリンジャーバンドが収縮状態となり、トレンドが発生するとバンドが拡大傾向となっていることがわかります。これによって視覚的にも株価の現在の状態を読み取ることができます。また各移動平均線とボリンジャーバンドの中心線の傾きで株価の方向も一目瞭然となります。
続いて、こちらは株の達人のマルチチャートで左を60分足、右側を日足で表示しています。これによって、日足と60分足を比較しながら、目先のトレンド転換や状態を把握することができます。また日経平均株価は日本時間のザラ場時間でしか動かないため、窓開けが多く、価格も飛び飛びとなります。その点、225先物なNY市場の時間帯もナイトセッションで動いているため、海外市場の動きも織り込んでおり、60分足で見てもトレンドが判断しやすくなります。今回はこのようなポイントを動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。