デイトレで有効なVWAPの見方

日経平均株価は32000の節目を下回ってからも底堅く推移しています。今回はデイトレで有効なVWAPの見方を解説いたします。

デイトレで有効な指標としてVWAP(ブイワップ)があります。これは出来高で加重平均した平均の約定価格を示しています。このVWAPのラインは当日に買った人の損益分岐点となるため、株価の動きの傾向を読み解くことができます。

VWAPは損益分岐点のため、株価がVWAPを上回っている状態では当日に買った人は利益になっており、VWAPを下回っている状態であれば、当日に買った人は損失になっていると判断することができます。そのためザラ場での目先の方向を読み解くことができます。

基本的には株価がVWAPを上回っていれば、相場は強気となり株価が上昇していきます。ただしVWAPから株価が離れすぎると逆に利益確定売りが強まり反落する可能性も高まります。また株価がVWAPを下回ると損切りの売りが増えるため、下落しやすくなります。これに加えてVWAPは抵抗ラインとしての機能もあり、株価が下がった際に下げ止まる動きを見せたり、上値を押さえることもあるため、強い分岐点となりやすい重要なラインとなります。今回はこのようなVWAPの見方を動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。