日経平均株価は、33,000円の節目を超えて強く買われる展開となっています。個別株も決算発表をきっかけに動き出す銘柄が増えており、材料物色相場が続いています。今回はパラボリックとRCIを組み合わせたエントリーポイントを見ていきましょう。
パラボリックとは株価の上昇と下降の動き捉える際に有効な指標で、SARと呼ばれる点線がローソク足の近くで推移します。そのSARの位置関係で売買タイミングを判断することができます。基本的にはローソク足に対してSARのが上にあれば位置していれば下降トレンドとなり、上に切り替われば上昇転換となります。
またオシレーターの代表格でもあるRCIも、株価の上下の動きに合わせて動くため使いやすい指標です。これらの指標を組み合わせることで、より的確なエントリータイミングを判断することができます。
このパターンでは、RCIが下がったのちに切り返しており、それとほぼ同時期にパラボリックが陽転して買いシグナルとなっています。株価もその後に上昇しており、買いタイミングとなっていることがわかります。ただし合わせて移動平均線によるトレンドも見ていく必要があります。上昇トレンドの状態では、今回の組み合わせで狙えば上昇しやすくなりますが、株価が75日線を下回った状態ではパラボリックが陽転しても上値が重くなります。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。