一目均衡表における株価が上昇転換するポイント

日経平均株価は高値で11/20に33,853円を付け、今年の年初来安値を更新しました。再びバブル期以来の高値更新となっています。足元でも高値圏でありながら高値を維持しており、上昇基調を保っています。個別株も日経平均に連れ高する銘柄も増えており、上昇転換する銘柄も目立ってきています。そこで今回は一目均衡表を使った株価が上昇転換するポイントを解説いたします。

一目均衡表の上昇転換のシグナルとして有名なものが三役好転です。三役好転とは転換線と基準線のゴールデンクロス、遅行スパンが日々線(26日前の終値)を上抜ける、株価が雲を上抜けるという3つのポイントのことです。これらの3つの条件が揃えば、上昇転換の重要なシグナルとなります。

このチャートパターンのように、一目均衡表の雲を上抜けるポイントでは、株価が強く上昇していることが確認できます。雲を上抜けることによって、株価の上値を押さえるようなしこりがなくなるため、上値が非常に軽くなり上昇しやすくなります。また雲を上抜けた時点で、転換線と基準線がクロスしており、遅行スパンも日々線を上抜けていれば、三役好転となります。

株の達人の銘柄選択では、このような一目均衡表が三役好転となっている銘柄も簡単に見つけることができます。今回はこのような三役好転のポイントや銘柄選択の使い方を動画でご紹介しておりますので、ぜひ御覧ください。