移動平均線が重なった保ち合い状態から上昇転換するチャートパターン

日経平均株価は、高値圏で保ち合い状態にあり、上値が重い展開が続いています。今回は移動平均線が重なった保ち合い状態から上昇転換するチャートパターンを解説いたします。

株価の上下の動きが小さくなり、トレンドが発生していない状態では短期から長期までの移動平均線が一箇所に集まる状態となります。これを収斂(しゅうれん)と言いますが、短期から長期までの平均価格が同じ値に近づいていることになります。この収斂の状態から株価が上抜けると、上方向に力がかかり、強く上昇することになります。保ち合い状態では株価の売り買いが拮抗しており、エネルギーをためていると言いますが、そこから上放れすることで、上昇転換となります。

株の達人の銘柄選択では、こういった移動平均線が収斂した状態から立ち上がった銘柄を見つけることができます。難しい設定の必要もなく、条件を読むこむだけで簡単に設定して銘柄をスクリーニングすることができます。今回の動画ではこのようなポイントを解説していますので、ぜひ御覧ください。