MACDで見極める短期的に上昇が強まるチャートパターン

日経平均株価は、39,000円台は維持しているものの、足元ではやや上値が重い展開となっています。主力株も強く買われたことで利益確定売りに押されています。今回はMACDで見極める短期的に上昇が強まるチャートパターンを解説いたします。

MACDは株価の下げ止まりからの上昇転換を判断するための指標ですが、MACDが下降転換しても株価が下がらない場合があります。

このチャートパターンでは、1月にかけてMACDが下降転換しており、デットクロスしています。しかしながら、ローソク足は下がらずに横ばい状態を維持しています。つまりMACDの下落分だけ、買い支えが入っており、株価が拮抗状態にあることがわかります。そのため、その後の上昇のためのエネルギーを貯めている状態にあります。実際にMACDがゴールデンクロスした後は、保ち合い状態から上抜けてし、株価が急騰しています。MACDは単純に株価の上下だけを見るのではなく、このようなチャートパターンでも買いポイントを判断することができます。今回はこのようなMACDの使い方を動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。