出来高で株価の動きを読む!価格帯レシオの見方

日経平均は一時42,000円を上回るところまで上昇しましたが、NASDAQ指数の下落や為替介入による円高に押され、40,000円付近まで押し戻されています。今回は出来高で株価の動きを読むための価格帯レシオの見方を解説いたします。

価格帯レシオ(価格帯別出来高)とは、上のチャートのように横軸に伸びる棒グラフで表示される価格帯別の出来高の多さを表した指標です。棒グラフが長く伸びている価格ほど、そこで買った人が多い価格帯ということになるため、株価が上昇するうえでの戻り売り圧力となりやすく、上値を押さえてしまう要因となります。また逆にレシオの棒グラフが短い価格帯はしこり玉が少なく、上値も軽くなりやすい価格帯ということになります。

そのため現在地から株価が上昇していくうえで、価格帯レシオを確認することで、勢いが強まるのか、または頭打ちとなる可能性がありそうなのかを事前に推測することもできます。今回はこのような価格帯レシオの見方を動画で解説しておりますので、ぜひ御覧ください。