高配当で割安な銘柄を簡単に見つける方法

日経平均株価は40,000円の節目を超えられず上値が重い展開が続いていますが、個別株は第2四半期の決算発表時期となります。そこで今回は高配当かつ割安な銘柄を株の達人の銘柄選択を使って見つける方法を見ていきましょう。

現在、第2四半期の決算発表が続く時期であり、増配を発表する企業が目立ちます。特に配当が5%以上の高配当銘柄は、株価の下落を抑える傾向があり、安定した投資対象として注目されがちです。配当利回りは1株当たりの配当を株価で割った数値で、株価が下がれば配当利回りが上がります。一般的に3%以上が優良とされますが、5%以上は非常に高いとされます。

また、割安な銘柄であるかどうかを判断する際には、PER(株価収益率)が15倍以下かどうかも重要です。PERが低い銘柄は、株価が割安で上昇余地があると判断されるため、株価の下落リスクを軽減しつつ、配当利回りと値上がり益の「ダブルの利益」を期待できる点が魅力です。

実際に株の達人を使って、配当利回り5%以上、PER15倍以下、かつ一定の出来高条件を満たす銘柄を選定するには、まず配当利回りの条件に5%以上を設定し、次にPER条件を15倍以下に指定します。これで、配当利回りが高く割安な銘柄をピックアップできます。さらに、25日平均の出来高20万株以上などの条件を追加し、流動性のある銘柄も簡単に絞り込むことが可能です。

選定した銘柄のチャートを確認し、トレンドや決算発表のタイミングを踏まえた投資判断が大切です。配当増加が見込まれる銘柄や、長期的な成長が期待できる割安銘柄を効率的に探すためにも、この方法が非常に役立ちます。「株の達人」では、こうした銘柄選定をサポートする機能が充実しており、テクニカル分析を加えることでさらに絞り込むことも可能です。今回はこのようなポイントを動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。