大幅な増収増益を続ける優良小型株を見つける方法

今回は、株の達人の銘柄選択を使って、大幅な増収増益を続ける有望な小型株を見つける方法について解説いたします。

まず、株の達人の銘柄選択機能を活用し、テクニカル分析ではなくファンダメンタル条件を設定して銘柄を絞り込んでいきます。特に今回は、小型株に焦点を当てます。小型株の定義については厳密ではありませんが、今回は時価総額1000億円以下を条件としました。本来の小型株は300億円以下や500億円以下ともされますが、余裕を持たせてこの範囲で設定しています。

次に、大幅な増収増益を続けている銘柄を探すための条件を追加します。売上高、経常利益、純利益の3項目において、2期連続で二桁成長を達成している銘柄を絞り込みます。これを実現するため、売上高の変化率を設定し、連続2期の増収条件を適用します。同様に、経常利益と純利益についても二桁増益の条件を設定します。

さらに、割高感を避けるためにPER(株価収益率)の条件を追加します。具体的には、PERが30倍以下となるように設定しました。これにより、成長性だけでなく、投資妙味のある割安な銘柄に絞り込むことができます。また、流動性の観点から、25日平均の出来高を10万株以上と設定しました。

最後に、これらの条件を適用してスクリーニングを実行すると、30銘柄が抽出されました。これらの銘柄については、必ずチャートで確認し現状の株価トレンドや位置を確認する必要があります。

全体として、二桁増収増益を達成し、PRが低い小型株は、割安な状態で放置されているケースが多く、小型株を中長期で仕込む監視銘柄に向いていると言えそうです。この方法を活用すれば、効率的に有望な小型株を見つけることができるでしょう。

今回の動画では、さらに詳細な条件設定や実際のスクリーニングの方法について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。