割安な大型バリュー株を見つける方法について解説します。今年の初めから、トヨタ株をはじめとした主力の大型バリュー株が動きを見せ始めています。トヨタはROEを20%に引き上げるという発表を受けて大口投資家からの買いが入りました。このようなPERやPBRが低い主力バリュー株は日本市場で多く見られるようになっています。これらの銘柄は新しい年の始まりに見直し買いが入りやすくなっており、今回はそのような銘柄の見つけ方について解説いたします。
株の達人Ver7の銘柄選択機能を活用すると、割安なバリュー株を簡単に絞り込むことができます。まず、PERとPBRが低いことが条件です。このツールでは、PERを10倍以下、PBRを1倍以下に設定して検索を行うことで、多くの銘柄を絞り込むことができます。さらに、主力株を絞り込むために時価総額を5000億円以上に設定すると、28銘柄が抽出されます。
こうした条件を基にチャートを確認しながら投資先を絞り込むことが可能です。配当利回りを条件に加えると、さらに魅力的な銘柄が見つかることがあります。例えば、配当利回りを3%以上に設定することで、さらに銘柄を絞り込むことができます。業績が減益傾向にある場合でも、それが買い場になることもありますので、配当利回りを重視するのは有効です。
また、PERやPBRの基準を少し緩めると、選択肢が広がります。PERを12倍以下、PBRを1.5倍以下に設定した場合、銘柄候補は増えますが、それでも割安な大型のバリュー株に絞られた銘柄リストとなります。今回はこのような銘柄選択の機能の使い方を動画で解説しておりますので、ぜひ御覧ください。
