今回はボリンジャーバンドと出来高から急騰する銘柄の特徴を見ていきましょう。株価が急騰する銘柄には一定の特徴があります。その一つが、ボリンジャーバンドの+2σを上抜ける動きです。特に決算発表をきっかけに小型株が急騰するケースが増えており、ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴った動きが頻発しています。
ボリンジャーバンドのプラス2σを上抜けると、買いが殺到し、出来高が急増することがよくあります。これにより、株価がバンドを拡大しながら上昇し、その後押し目をつけながら再び高値を更新するパターンが多く見られます。こうした動きは、特に出来高が増加傾向にある銘柄で発生しやすく、通常時よりも大幅に出来高が増えていることが重要なポイントになります。
ボリンジャーバンドの仕組みとして、中心線、+1σ、+2σといったラインがあります。特に+2σを超えると、異常な値動きが発生していることを示し、強い上昇トレンドに入っている可能性が高まります。バンドが拡大するということは、ボラティリティが高まり、価格変動が激しくなっていることを意味します。
こうした銘柄を効率よく見つけるためには、株の達人の銘柄選択を活用することが有効です。ボリンジャーバンドの条件を設定し、+2σ以上を上抜けている銘柄を抽出することで、動き出している銘柄を特定することができます。
さらに、出来高の増加も重要な条件です。通常時の出来高平均より1.5倍以上の増加がある銘柄を対象とすることで、より信頼性の高い急騰銘柄を見つけることが可能になります。具体的には、25日間の出来高平均と比較し、1.5倍以上の増加が見られる銘柄を抽出することで、短期的に活況となっている銘柄を選別できます。
このように銘柄選択の条件を設定することで、短期的に値動きの激しい銘柄を効率的に見つけることができます。ボリンジャーバンドの動きを意識し、出来高の増加と併せて分析することで、急騰銘柄の発見に役立てましょう。今回の動画では、ボリンジャーバンドを活用した銘柄選定の具体的な手法について解説していますので、ぜひご覧ください。