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日経平均株価の動き(無料版)

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(2025年12月19日に株の達人の会員サイトで掲載されたものです。)
日本市場は12月SQ明け相場でした。SQを過ぎは荒れるか推測されましたが、やはりクリスマスを前にして売られました。先に日経平均は売られていたので、日銀の利上げ発表がプラスに働いたかはわかりません。週末の日経平均は、売られ過ぎからリバウンドと見ています。来週のクリスマス休暇を控え、様子見か戻り売りが続くと見ています。

日経平均の先行指標として、半導体関連が先行して動きます。SQ明け、軒並み半導体関連株は25日移動平均線を下回る調整局面に転じてきました。また日経平均も25日移動平均線を下回り、調整局面に転じたと見る動きです。25日移動平均線を下回った事で、25日移動平均線を上回れない間は、戻れば売られる動きが続くと見る動きです。

市場別指数の動きを見ると、まだ「124」東証小型株指数・「123」中型株指数・「122」大型株指数は、25日移動平均線を上回る上昇基調を維持しています。「124」小型株指数が25日移動平均線を上回っているので、相場全体的には上昇基調を維持しています。年内に「124」東証小型株指数・「123」中型株指数・「122」大型株指数が25日移動平均線を下回ってきたら、売られ始めたと見る事ができます。

12月の業種別指数の動きでは、11月末に半数以上あった高値更新業種は、まだ10業種が高値圏を維持しています。強い業種は売られていない事がわかります。まだ3分の1業種が強い上昇基調を維持しているので、相場全体は上昇基調を維持しています。日経平均が売られても、業種別動向では上昇基調を維持しているので上昇基調は崩していないと見る事ができます。年内の観察ポイントです。

個別株は、高値で乱高下する株が増えてきました。様子見相場と言えます。この状況で銘柄選びは、日柄整理・値幅整理が終わった底値で立ち上がる株を注目してください。引き続き、底値立ち上がり銘柄は、値幅整理・需給整理・日柄整理が終わって買われやすいでしょう。基調別「有望銘柄」から絞り込みご参考下さい。

2025年12月3週の東証プライム(1612銘柄)の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、前週より増加した。日経平均は売られたが、個別株は買われた。2025年1月末871銘柄(225種122)→2月末698銘柄(225種98)→3月末717銘柄(225種86)→4月末713銘柄(225種82)→5月末886銘柄(225種117)→6月末1012銘柄(225種134→7月末1279銘柄(225種169)→8月末1351銘柄(225種187)→9月末1283銘柄(225種177)→10月末1038銘柄(225種172)→11月末1151銘柄(225種181)→12月(4)980銘柄(225種175)→12月(11)914銘柄(225種159)→12月(18)1034銘柄(225種165)と個別株は買われた事がわかります。年末に向け、増加は続くか。12月の観察ポイントです。

12月3週の東証スタンダード(1562銘柄)は、横ばいで売られていない。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2025年1月末942銘柄→2月末934銘柄→3月末819銘柄→4月末788銘柄→5月末964銘柄→6月末1119銘柄→7月末1286銘柄→8月末1294銘柄→9月末1145銘柄→10月末782銘柄→11月末790銘柄→12月(12)743銘柄→12月(19)785銘柄と横ばいで売られていない。増加に戻せるか。12月の観察ポイントです。

12月3週のグロース市場(609銘柄)も横ばいです。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2025年1月末333銘柄→2月末291銘柄→3月末269銘柄→4月末276銘柄→5月末372銘柄→6月末433銘柄→7月末436銘柄→8月末410銘柄→9月末314銘柄→10月末171銘柄→11月末170銘柄→12月(12)139銘柄→12月(19)180銘柄と横ばいです。増加に戻せるか。12月の観察ポイントです。

12月3週の東証プライム(1612銘柄)日足75日移動平均線を上回る銘柄数は増加した。2025年1月末976銘柄(225種126)→2月末725銘柄(225種96)→3月末680銘柄(225種81)→4月末802銘柄(225種93)→5月末1030銘柄(225種156)→6月末1149銘柄(225種159)→7月末1354銘柄(225種182)→8月末1342銘柄(225種186)→9月末1222銘柄(225種171)→10月末826銘柄(225種151)→11月末1053銘柄(225種172)→12月(12)966銘柄(225種167)→12月(19)1054銘柄(225種172)と買われた。増加に戻せるか。12月の観察ポイントです。

<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>

NYダウはクリスマスを前に、高値更新相場が続いています。株価は10日から25日移動平均線を上回る上昇基調の高値更新相場です。25日移動平均線を上回る間は、上昇局面が続き、年末に向け高値更新相場は続くか。12月の観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数は、チャート的に25日移動平均線(下値支持線)を下回り、75日移動平均線まで下がってきました。25日移動平均線を上回れなくなると、戻り売りから調整に転じます。クリスマスを控え、戻り売られるか。高値更新相場に戻せるか。12月の観察ポイントです。


NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>

スタンダード指数は、25日から75日移動平均線(下値支持線)を上回る上昇基調を維持しています。株価が25日から75日移動平均線(下値支持線)を上回る上昇基調です。25日移動平均線が75日移動平均線を上回ってくると、上昇基調に戻してきます。12月の観察ポイントです。



JASDAQ指数&東証マザーズ指数チャート

<ドル円 日足チャート>

ドル円相場は、日銀利上げ(0.25%)発表から円安に動きました。チャートでは、75日ボリンジャーバンド+1Σ(155円)から+2Σ(158円)の範囲に戻してきました。ボリン幅は拡大→縮小のボックスになってきています。75日ボリンジャーバンドでは、+1Σ(155円)から+2Σ(158円)幅で小幅な円安基調が続く状況です。

75日ボリンジャーバンド中心線(152円)は上向き、円安基調です。+1Σ(155円)から円安に戻してきました。+1Σ(155円)から+2Σ(158円)幅で推移が続くと見る動きです。+1Σ(155円)を下回ると+1Σ(155円)から中心線(151円)幅の円安基調で動きます。12月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

評価損率は-7.56%(12/12)と少し改善し、今週の下落に繋がりました。数値が悪くなると買われ、良くなると売られます。8月中旬から高値警戒を強め、-5.48%(8/15)→-5.54%(8/22)→-5.90%(8/29)→-5.96%(9/5)→-5.29%(9/12)と高値警戒ゾーンが続きました。9月は-6.22%(9/19)→-6.68%(9/26)と高値ゾーン。10月から数値的に-7.75%(10/3)→-7.88%(10/10)→-8.97%(10/17)→-6.88%(10/24)→-6.95%(10/31)→-7.19%(11/7)→-7.14%(11/14)→-8.66%(11/21)→-7.11%(11/28)→-8.13%(12/5)→-7.59%(12/12)と乱高下から、日経平均は高値ボックスで推移しています。しばらく様子見相場が続く状況です。12月の観察ポイントです。



日経平均 610評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>

12月の月足チャートでは、前週にSQが終わり、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る状態で、11月・12月と連続陰線になってきました。しばらく高値ボックスが続くと見る動きですが、まだ10月大陽線の半値(-3700円)以上で推移しており、上昇相場を維持しています。12月は5万円を維持できるか。半値以下に売られるか。確認の動きとなってきました。

チャート的に、今年は6ヶ月から12ヶ月移動平均線が上向きで、株価が上回る強い上昇局面から10月に5万2000円に乗せました。6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る状態での大陽線から5万円に乗せた事で、高値達成感が強い上げ幅ですが、上昇基調は維持しています。引き続き、6ヶ月移動平均線を上回る状態は、高値ボックスで推移から押し目待ちです。12月の観察ポイントです。
日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>

SQ翌週では、日足チャートで25日移動平均線を下回る下落となりましたが、個別株は買われて2極化しました。来週は25日移動平均線を上回れるか、上回れず戻り売られるか。25日移動平均線を挟み、上下どちらに動くか確認の動きです。25日移動平均線を下回る間は、下げ止まり待ちです。

指数別では、「124」東証小型株指数・「123」中型株指数・「122」大型株指数とも25日移動平均線を上回る上昇基調を維持しています。「124」東証小型株指数がシッカリしているので、上昇局面は維持しそうです。小型株・中型株・大型株指数が25日移動平均線を上回る状態は、強い上昇基調を維持しています。大型株指数が25日移動平均線を下回ると相場は売り転換に向かいます。まだその様な動きは出ていません。12月の観察ポイントです。
日経平均 日足チャート
日銀の利上げ織り込み済みか。クリスマスを控え様子見か。NASDAQ指数は高値更新相場に戻せるか。世界はどう動く。


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