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日経平均株価の動き(無料版)

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(2024年4月19日に株の達人で掲載されたものです。)
今週は、半導体関連株を中心に総崩れしました。日経平均を4万円まで吊り上げた牽引役の半導体関連が総崩れすれば、日経平均も大幅安します。「山高ければ谷深し」の格言の如く。下げ始めたら早いものです。半導体で始まった相場ですから、また半導体が切り返さなければ、日経平均の反発は無いと見た方が良いでしょう。目先は、売られ過ぎから切り返しを待つところです。イスラエルとイランで下げたと言うのは後付けだと思います。

3月決算が終わり、ドル円は154円台に入ってきました。当局は厳しい目で注視していると言いましたが、まだ許容範囲の様です。円安が進めばメリット、デメリットで景気や業績に与える影響は大きいでしょう。エネルギー、素材、食料など、さらなる価格高騰か。輸出への恩恵は大きいが、当局が注視する水準はどこまでか。と言っても、米国主導のドル円相場はドル高を希望するのは米国だから、円安の流れは日本側から止められないでしょう。

3月に高値を付け、4月入りから調整色を強めてきたところ、今週は大幅安しました。今日(今夜)のNY市場はSQですから、SQに向けた調整と見ています。3月から5月に向け、調整に向かうと述べましたが、4月の調整が大きくなり、切り返しを待つ動きとなってきました。4万円の高値を付けた事で、切り返しても4万円までの中間反騰までと見ています。また戻しても、高値ボックスの日柄調整が続く動きに変わった様です。しばらく下がれば買われ、上げは中間反騰の戻り売りの高値ボックスが続くと見ています。

5月GW明けから、2025年度業績予想が出揃ってきます。日経平均は4万円から37000円割れまで売られた事で、2025業績予想を先取りした高値ですが、37000円割れまで下げれば、5月業績発表後、切り返してくるでしょう。今年1月に新NISAがスタートしましたが、結局は、NISAは素人投資家に高値を買わせる仕掛けであったと言えるでしょう。

これからの買い場は、調整局面の中、大きく売られたら短期のチャンスはありますが、切り返しは、中間反騰の戻りと見ておきましょう。本格的な上昇は、もう少し先になり、遅れるでしょう。出遅れ株の中から好業績を発表した株、新たな材料が出た株も人気が出るでしょう。日経平均は短期的に37000円割れまで売られた事で、まずは下げ止まり、切り返しを待ちたい。5月GW前に仕込むのは見送り、GW明け、2025年業績予想発表待ちからの銘柄選びが良いと考えます。

半導体関連株は高値で推移していましたが、今週は総崩れしました。アドバンテスト、レーザーテックなど、75日移動平均線を下回るまで急落しました。半導体関連株も高値形成から崩れの動きが増えてくると、日経平均の上値を重くしますが、半導体関連株が切り返す中間反騰に転じた時は、日経平均は切り返すでしょう。5月から6月は、ワンチャンスの買い場になると見ています。

バフェット氏の師匠の教えでは、人気で注目されている業種や高値にある株から銘柄選びをするより、人気がなく誰も注目していない業種や銘柄で、底値にある業績の良い株が選べと。その銘柄選びを忠実に守ってきたのがバフェット氏である。今の相場でも、その様な視点から絞り込むのが良い事は言うまでもない。

相場が乱高下してる中での個別株選びは、まず5月GW明けの2025年業績予想発表待ちと見ましょう。次に上昇トレンド、下降トレンドで底値にある株、下げない上昇基調を維持している株で、上げ余地を残すものです。この様な状態に銘柄を絞り込んでおきましょう。引き続き、テーマ別「有望銘柄」もご参考に見てください。

2024年4月3週の東証プライム(1653銘柄)の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、大幅に減少に転じた。日経平均は3月高値に売られている。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→3月末1073銘柄(225種116)→5月末1230銘柄(225種175)→7月末1363銘柄(225種198)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1160銘柄(225種156)→10月末781銘柄(225種92)→11月末944銘柄(225種123)→12月末866銘柄(225種102)→24年1月末1240銘柄(225種180)→2月末1170銘柄(225種172)→3月末1237銘柄(225種187)→4月(11)1052銘柄(225種171)→4月(18)911銘柄(225種158)と大幅に減少し下降色を強めている。切り返し待ち。4月の観察ポイントです。

4月3週の東証スタンダード(1607銘柄)も大きく減少している。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月末976銘柄→7月末973銘柄→8月末891銘柄→9月末880銘柄→10月末531銘柄→11月末792銘柄→12月末792銘柄→24年1月末1233銘柄→2月末1136銘柄→3月末1158銘柄→4月(12)924銘柄→4月(19)558銘柄と大きく減少した。4月の観察ポイントです。

4月3週のグロース市場(578銘柄)は1月末をピークに、減少が続く。75日移動平均線を上回る銘柄数は、1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月末297銘柄→7月末248銘柄→8月末195銘柄→9月末157銘柄→10月末71銘柄→11月末173銘柄→12月末184銘柄→24年1月末301銘柄→2月末312銘柄→3月末295銘柄→4月(12)204銘柄→4月(19)126銘柄と減少は続いている。4月の観察ポイントです。

4月3週の東証プライム(1653銘柄)も大きく減少している。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末1220銘柄(225種138)→3月(末)1203銘柄(225種139)→5月末920銘柄(225種154)→7月末1333銘柄(225種191)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1046銘柄(225種130)→10月末646銘柄(225種72)→11月末929銘柄(225種114))→12月末927銘柄(225種96)→24年1月末1357銘柄(225種195)→2月末1170銘柄(225種167)→3月末1197銘柄(225種181)→4月(12)1043銘柄(225種164)→4月(19)674銘柄(225種119)と大きく減少した。4月の観察ポイントです。

<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>

「801」NYダウは、今週は一気に75日移動平均線を下回ってきました。75日移動平均線を上回れなければ、200日移動平均線(下値支持線)を意識する下値メドになります。短期的に調整局面の動きであり、75日移動平均線を上回ってこれなければ、上昇相場に戻せません。しばらく75日移動平均線を下回る調整は続くか観察です。25日移動平均線を上回れなければ、調整局面は続くと見てください。4月の観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数も、75日移動平均線を下回るまで売られました。10日から25日移動平均線を上回ってこなければ上昇相場に戻せませんが、75日移動平均線を上回ってこなければ、下降転換します。25日移動平均線を下回る間は、調整局面は続くと見てください。4月の観察ポイントです。
NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>

スタンダード指数は、3月末をピークに下げ始め、75日移動平均線を下回る調整局面から下げ幅を大きくしています。75日移動平均線を下回ったので、200日移動平均線が下値メドになります。10日から25日移動平均線を上回ってこなければ、上昇相場に戻せず、調整局面は続くと見て下さい。4月の観察ポイントです。



JASDAQ指数&東証マザーズ指数チャート

<ドル円 日足チャート>

ドル高を望む米国方針から、ドル円相場は75日ボリンジャーバンド+1Σ(152円)から+2Σ(154円)レンジで、154円まで円安に進みました。まだ当局の許容範囲と言えるようです。引き続き、75日ボリンジャーバンド+1Σ(152円)から+2Σ(154円)のレンジで推移は続きそうです。

75日ボリンジャーバンド中心線(149円)から+1Σ(152円)は上向きで、円安の動きを強めています。しばらく+1Σ(152円)から+2Σ(154円)の範囲で推移するのは、さらに円安を進めそうな動きです。75日ボリンジャーバンド+1Σ(152円)から+2Σ(154円)での動きを強めているので、155円を付けるか。引き続き、+1Σ(152円)から+2Σ(154円)範囲で推移は続くか、上回るか。4月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

4月2週の評価損率が発表され、-4%と高値警戒ゾーンは続いています。3月以降、-3.60%(3/1)→-4.33%(3/8)→-6.09%(3/15)→-2.52%(3/22)→-3.54%(3/29)→-6.16%(4/5)→-4.31%(4/12)と数値的に高値警戒ゾーンが続いています。4月から日経平均は調整を強めてきましたが、数値は下げずに高値警戒ゾーンで推移したところで、大きく売られてきました。評価損率の数値悪化は上値にシコリを残し、戻り売りが続きやすい。37000円割れまで売られ、高値のシコリは改善していませんが、下がれば中間反騰は期待できそうです。

評価損率は、-10.03%(3/31)→-10.57%(5/26)→-9.07%(7/28)→-11.73%(8/18)→-8.93%(9/29)→-10.45%(10/27)→-8.76%(11/24)→-8.20%(12/29)→-7.60%(1/26)→-5.57%(2/16)→-4.77%(2/22)→3.60%(3/1)→4.33%(3/8)→6.09%(3/15)→2.52%(3/22)→-3.54%(3/29)→-6.16%(4/5)→-4.31%(4/12)と、高値警戒ゾーンが続きました。評価損率は売り場水準であったので、売られてきたに過ぎません。まだ買いは見送りと見ています。4月の観察ポイントです。



日経平均 610評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>

4月の月足チャートは、陰線幅を拡大し、-3300円安と大幅安となりました。やはり3月をピークに、調整色を強めてきた動きです。引き続き、60ヶ月移動平均線+50%の高値水準で、調整の動きは続きそうです。4万円の高値は、60ヶ月移動平均線+50%の高値ゾーンの水準であり、やはり高値では伸びず、売られてきた動きとなりました。引き続き、高値ボックスから調整局面は続きそうです。

チャートでは、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を大幅に上回る上昇相場の高値警戒ゾーンの水準でした。この幅いっぱいの大陰線となりました。2025年業績を先取りする、高値達成感と受け止められる高値でした。5月以降、上昇相場を伸ばすには、2025年業績予想で増収増益銘柄の増加が必要です。2025年業績予想が出るまで、様子見相場は続くと見ておく方が安全です。4月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>

今週の日足チャートは、75日移動平均線割れまで急落しました。短期的には、売られ過ぎから下げ渋る水準と見ています。再度75日移動平均線を上回ってこなければ、上昇相場に戻しません。200日移動平均線まで売り込まれるか、切り返してくるか。しばらく調整局面が続くと見る動きは変わりません。引き続き、75日移動平均線を上回る上昇相場に戻せるか、75日移動平均線を下回る調整局面を深くするか。下値の確認が続きます。

各指数も、75日移動平均線を下回り、調整色を深めてきました。「124」東証小型株指数、「123」中型株指数、「122」大型株指数は、75日移動平均線を下回ってきました。75日移動平均線を上回る動きに戻せないと、調整局面は続きます。25日移動平均線を上回ってこなければ、上昇基調に戻しません。小型株指数、中型株指数が、75日移動平均線を上回れるか、75日移動平均線を下回る調整局面が続くか。小中大指数の動きが、今後の市場の動きを見る上で参考になります。4月の観察ポイントです。
日経平均 日足チャート
さらに円安は進むか。米国は金融政策どう動く。イスラエル戦争は拡大するか。世界はどう動く。


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