東証1部 4521 科研製薬 の分析

「買値1050円で長い間待っていたのですが、売り場がわかりません、ご指導お願いします。」との事です。

3月決算を前にして「目標株価」は幾らか?。市況は米国市場、税制、制度が変われば、アッと言う間に売られてしまいます。現在の様な上昇基調の好環境を維持している事が前提になります。株価の上昇とは企業の成長を意味します。

企業の成長とは企業価値が高くなる企業です。企業価値が高くなると言うことは「一株純資産(株主資本)」が増加する企業の株価は、価値の増加=株価上昇と言うことです。

株価目標は、一定条件を満たすだけの業績的裏付けが無ければ出せません。赤字や減収減益など、企業価値が減少する局面は、価値の減少=株価下落となるからです。増収増益であること。税引益が10億円以上あること。株価の上昇は将来の業績を先取りするため、今後の利益の増加を計算します。

現在の一株利益(107円)-配当(44円)=純利益63円(株主資本)です。今後3年間で、どの程度増加するだろうかと言うことで3倍(189円)にします。現在の利益が3年続くと得られる純利益(株主資本)です。現在の一株純資産(724円)+189円を加算して2倍にします。この金額が「目標株価」です。

企業の売り上高、利益額の伸び率が高い企業、成長企業と言います。その場合は3倍~7倍くらいにする事もあります。業績発表後、現在の株価が目標株価より大幅に低い株が中期成長株です。

カテゴリー: チャート分析 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です