東証1部 2168 パソナ の分析

「主に短期投資をしています。会員サイトの市場ホットニュースをみてこちらを注目しておりましたが、先々週一気に上げたあと一度下がるかと思い10株空売り注文を入れてしまいました。かつ、不注意で注文を取り消すのが遅れ約定、その後一気に上昇し非常に高値になってしまいました。今日多少下げましたが、買い戻しのタイミングが全く分かりません。業績発表や下値固め?を待つべきか、このように急に大幅に上昇した株は今後どのような動きをするのか、是非教えて下さい。ここまでね上がってもまだ上昇するというのは、今後益々の上昇を見込む投資家が多いからでしょうか。」との事です。

人材派遣の出遅れ株です。アベノミクス→景気回復→人材不足→業績回復→「買いだ」になるイメージでしょうか。そう言う意味で出遅れ株と見ていました。この株は昨年5月から下げ続けていました。そう言う下げ相場の中で、今年1月以降、アベノミクスを期待して下値に買いが増加していました。1月から信用買い残と売り残は逆転しています。今後の業績回復を期待した買いだと思いますから、短期的には下げ要因は見あたりません。

空売りについて。
空売りは短期上昇中の強い株の初動を売ってはいけない。仮に売るとしたら、せめて10日移動平均線を下回ってからです。まだ下げが確定しない段階で売ってはいけない。短期上昇銘柄は、5日~10日移動平均線を上回って推移します。上回る間は下げないと判断します。

今後どの様な動きになるか?。まず同業種株の動きを参考にします。同業種株が強ければ、出遅れなので、今後も強まる可能性がある?と判断するでしょう。個別のチャート的な判断は、まず株価の動きについて、初押しは10日移動平均線まで。初押しで10日移動平均線を下回れば弱い、そこで反発すれば強い。次は高値を上回れなくなったら弱いし、下落したら弱い。下げずに上放れたら第2段目に突入と考えます。予めどう動くかは決まっていません。10日移動平均線に沿って上昇か、下回ったかで観察します。

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