東証1部 2107 東洋精糖 の分析

「東洋精糖の陽線が気になり調査したところ『NY粗糖』が底打ち?と連動しているような気がします。
商品相場との連動性もあるのでしょうか?」との事です。

 

月足チャートでは、2008年のリーマンショック以降、約5年間、100円以下~80円が底値圏となっていた。上値抵抗線は60ヶ月移動平均線(5年平均腺)に上値を押さえられてきた。今年も60ヶ月移動平均線(5年平均腺)が上値抵抗線になっている。チャート的に値上がりできるかどうかは、60ヶ月移動平均線(5年平均腺)を上回ってからのこと。

 
10月以降、105円~110円の範囲で価格が落ち着かなければ上昇に向かわない。NY粗糖は底入れ?に連動するかどうか。商品は天候や需要(景気)により価格は変動します。商品価格の変動に、業績が良くなれば値上がりします。逆に商品価格の上昇により、仮に業績悪化するなら売られるでしょう。

 
中長期では、株価はほぼ底値圏の範囲(100円~80円)で推移してますからPBRは1倍以下で割安です。値上がりする株は税引き利益額が10億円以上に増加するくらい業績が好転するなら株価は大幅高しますが、いま業績のままなら、120円以上の値上がり期待は薄いと言えます。今後の業績変化で動くと見てください。

 

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