東証1部 1419 タマホーム の分析

 「新規公開時に当選し初値で売却し、先般、底値とはいきませんが9月に\1100円弱でまた購入しました。今後の見通しはいかがでしょうか?」との事です。

 

今後の見通しは、今後発表される業績修正によると思います。上場してから、なぜ下げたのでしょうか?。PBR、PERから見れば割高だったからです。1000円で下げ止まったのはPERから見て妥当な水準まで下げたからです。

安倍首相は消費税アップを決めました。住宅産業はどうでしょうか?。まず建築資材など、値上がりするため、まず6ヶ月程度の資材を確保しようとするでしょう。多くの住宅産業は、同じような行動をとるから、建築資材は値上がりするでしょう。

家を買おうとしていた人は、消費税が上がる前に買おうとする人も出てくる可能性はあります。消費増税前の駆け込み需要は考えられます。一時的に受注が増えれば、業績予想は上方修正の可能性が出てきます。年末から3月ころまで上方修正の期待はありますが、実際そうなるか分かりません。

 逆に一時的な需要では、その後の不況を前に、売っておこうとする方も出てくる可能性はあります。いったん下げる心配もあります。消費税を上げる前に不況になってしまっては、政府は困りますから、来年3月まで、日銀に金融支援を求める可能性があります。 

上下どっちに動くか?。明日以降、放れた方に株価は動くから、初動を見てから判断する。来年4月以降は売られるでしょうから、上げて始まったら、売り場を探ると見ておきましょう。

 

 

 

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