東証1部 9831 ヤマダ電機 の分析

 

「底入れの気配が出てるお思いますが、いかがでしょうか?」との事です。

2006年1月に1559円の大天井を付けてから下げ続けています。店舗からネット販売へ変わって行くことを先取りするような時代を表している様にも感じます。少し前までは、秋葉原で価格をチェックしてヤマダ電機に見に行った。今はヤマダ電機に見に行ってネットで安いところで買う。

お店で商品を買うと言う今までの購買モデルはスッカリ変わってしまいました。これからどう変わるのでしょう。株価が値上がりするかどうか。業績回復できるか。会社の事業方針にかかっています。どの様な展開を考えているのか。2015年方針を見守るところだと考えます。

株価を見てみましょう。相場格言にある「天井3日・底値100日」天井は短く、底値圏は非常に長いと言う格言です。月足チャートでは、2006年1月に大天井を付けた後、下げ続けています。60ヶ月移動平均線(5年平均)が上向きで、株価が上回っている時は上昇トレンドです。6ヶ月移動平均線を上回る間は上昇相場です。

 現在は60ヶ月移動平均線は下向きの下降トレンドの状態ですが、株価は60ヶ月移動平均線-50%ゾーンに推移しています。格言で言う「底値100日」でしょう。長期では底値ゾーンと見る水準ですが、底値100日の格言通り、いつから値上がりするか。今後の動きを観察しなければなりません。

 
2014年3月期の一株利益は8.6円です。業績が回復しなければ、株価は上昇に転じないでしょう。株価が「底値100日」から脱するには一株利益8円→15円→30円と回復しなければムリでしょう。株価が底値ゾーンで推移しているか・脱するか。株価では500円が目安となろう。

 

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