「観光立国日本をめざし、今年も国策として観光に注力していくと思います。13年は外国人の観光客が1000万人を超えたことも 当社業績にはプラスと思っています。とはいっても、かなり株価が上昇していることもあり、2月15日の決算次第とも思いますが、今後の見通しはいかがでしょうか。」とのことです。
「観光立国をめざす」と言っておいて、靖国神社に行き、近隣諸国からキライな国と名指しされ。このあたり、もう少し何とかならないのでしょうかねぇ。と言いたいですね。好かれなければ行きたい国に選ばれません。しかし昨年は大幅に外国人旅行者は増えたようです。2014年も増加する事を期待したいし、また日本に来たいと思ってもらえるような国作りを進めて欲しい。オリンピックに向け、国内は外国人でも分かるように整備は進めるようです。
インフラ・箱物を作るのは得意ですから、オリンピックに向け道路標識など分かりやすくなるのでしょうか。KNTCTホールディングスは→(前)近畿日本ツーリストです。今まで国内ツアー(日本人向け)がメインでした。または日本人の海外旅行の企画です。これからは外国人旅行者も取り込む様な企画は増えるのでしょうか。まだ中高年向けの国内ツアーがメインでしょう。
一昨年の年末、株価は100円前後の底値でした。現在は200円以上に値上がりしています。ほぼ2倍に値上がりした訳です。決算は12月ですから、来月2月に2014年12月予想は発表されます。2013年の一株利益予想は5円です。今年も5円程度では、大して株価は値上がりしないでしょう。
もし株価が先行して値上がりしているとしたら、2014年12月業績予想は一株利益15円前後かもしれません。もしそうなら、先に株価は値上がりした可能性があります。現在は2014年12月業績予想が出てからでも遅くありません。出来れば一株利益予想が15円以上で、株価が200円以下なら買っても良いかも知れませんが、一株利益が15円以下なら見送った方が良いかも知れません。2月以降の業績予想を見てから判断しましょう。