東証1部 8591 オリックス の分析

「株価に一頃の勢いがなく、下降の一途になっています。買い残が多いですが、いつ、どういうタイミングで反転が見込まれますか。中期投資ですが、この株の現状と見通しをよろしくお願いします。」との事です。

株価は経済に先行して動くもの。株価分析する上で重要なキーワードです。オリックスは主力株(225種)であり金融株です。金融株は一番先に底入れし上がり始めます。逆に一番早く下がり始めると言う性質がある業種です。

オリックスはアベノミクスの前の2012年6月に底入れし値上がりしています。日経平均は昨年12月に高値を付けましたが、オリックスは11月が高値です。この様に日経平均よ対し先行して動く性質があります。現在の値下がりも日経平均に先行して動くと言うことは、日経平均より先に下げていると言う事です。

今後も日経平均が下落が続くならば、オリックス(主力株)は連動して下落しますが、先に動くと言うことは、先に底入れしてきますから、他の株よりは下げないでしょう。短期の下げ止まり確認は、大幅下落した後、株価が10日移動平均線を上回れば下げ止まりと見てください。

 

オリックスの一株純資産は1380円ですから、株価的には底値の目安と言えます。これ以上下落した場合は、10日移動平均線を上回るまで待ちましょう。底入れのシグナルです。また75日カイ率で-20%以下に下げた後、10日移動平均線を上回れば底入れです。または4月から消費税は増税となりますから、目先は3月末~4月10日前後が底入れ時期と見ています。

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