東証1部 9783 ベネッセHDのチャート分析

「こんにちは。思わぬ悪材料で急落となりました。下がりすぎの自律反発の戻りを待つか投げてしまうか迷っています。以前も投げたら底だったという苦い経験があるのでチャート分析と財務分析でアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。」とのリクエストです。

ベネッセは個人情報流出の悪材料により、株価が急落しました。出来高も急増していることから、かなりの投げ売りが出ているのがわかります。

これ以上の追加で悪材料が出なければ、下げ止まるパターンが多いのですが、今回の報道によれば流出規模も前代未聞なため一概には言えません。しかし週足チャートで見ていただくとわかりますが、何年も3000円台位半ばから4000円台半ばのボックスを続けており、今回はボックス圏の高値であったため、下落がきつくなっています。

今後の業績にどの程度影響が出るのかはわかりませんが、業績の安定性で言えば、景気にも左右されない業種ですので、これ以上の悪材料が出ない限りは、いずれ株価も修正される可能性は高いかと思われます。、

ただし目先では、また悪材料が出た日から、日々安値を切り下げていますので、まだ下げ止まりとはいえません。チャート上の目安として200日移動平均線近辺までの下値を想定しておくのがよろしいかと思われます。

※画像はクリックしますと拡大されます。

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