東証1部 6742 京三製作所のチャート分析

「首都圏の鉄道各社にて駅のホームドア設置が拡大するとの報道が先日あり、また先般の日印首相会談によるとインドの鉄道等インフラ整備に日本企業が技術提供する可能性も出てきています。こうした動きの中、関連銘柄として同社の今後の業績には非常に大きな期待が持てると思うのですが、中長期(オリンピックまでの5~6年間)で株価の見通しはいかがでしょうか」とのリクエストをいただきました。

まず今回は中長期投資ですので、月足チャートにて解説させていただきます。ここ数年での動きでは250円から500円近辺でのボックスの動きといえます。現在はそのボックス圏の中間にあり、また株価は2012年に付けた安値251円から上昇傾向にありますので、ボックス圏の高値でもある500円まで上昇する可能性も出てきています。

ただし現在は5年平均線や10年平均線が上値を押さえていますので、そこを株価が上抜けていけるかどうが焦点となります。特に10年平均線に関しては、昨年から上抜けることができていませんので、上値の抵抗としては固いといえます。

多少の上下を気にされないであれば、長期的な仕込み場としては、よろしいかとは思いますが、ご質問にあるようなテーマ性を狙って仕込む場合、それが業績に反映されるまでは長期間を要しますので、それを踏まえた上で検討されてみてはいかがでしょうか。

20140910-1

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