「7月末に平均1100円で信用で購入毎日の追証に耐え切れなくなってます。追証を入れても復活の見込みはあるのでしょうか?」とのリクエストをいただきました。
日本通信(9424)ですが、日足チャートでは75日移動平均線を割り込み下降トレンドの状態になっていますので、非常に上昇しにくい状態にあるといえます。格安スマホ関連でテーマ性もあったため株価は半年以上、上昇してきたわけですが、現在はピークから比べても出来高も少なく大相場が終わった後の状態です。
下げ止まりの下値メドの付け方として、心理的な節目としての500円近辺か、もしくは200日移動平均線の471円近辺が目安となります。また25日移動平均線を上回ることができれば、75日移動平均線近辺までの株価が戻る可能性が出てきます。
テーマ性としては注目度が高いため、今後の業績が反映される兆しが見えてくるのなら、今後株価が1,000円台まで回復できるかとは思われますが、一度天井を付けた株価が再びその水準まで上昇するには、相当の日柄整理が必要となります。
そのため現状のチャートで判断する限り買値まで戻るには難しい状況です。また少しでも損を軽減させてから、売却されたいのであれば500円程度までの下値を想定しながら、75日移動平均線の850円近辺か、または1,000円近くまで株価が戻ったら売却するというのが現実的な方法かと思われます。