東証1部 7203 トヨタ自動車のチャート分析 

「いつも御指導いただいております。上方修正発表6800円位で中期狙い買い分析宜しくお願いいたします。」とのリクエストをいただきました。

トヨタ自動車ですが、11/5の中間決算発表で今期の税引益を上方修正し、最高益を更新する見通しとなりました。しかし翌日の株価は全くといっていいほど反応していないため、現時点では株価におり込んでいるといえます。

また今回の10/31の追加金融緩和発表によって、トヨタの株価も他と同じく上昇し、高値を更新しましたので、次の目処となるのは2007年2月の8,350円となります。

ただし、その最高値を付けた2007年はドル円のレートが120円以上であったため、現在115円近辺であるドル円のレートが、120円台に乗せられるかもポイントとなります。

次に現在のPERは10.08倍となっており、業績から見た株価水準は割高にはありません。そのため今後の業績にもよりますが、中期投資としては上昇の余地もあります。

週足チャートでは、図にあるような三角保ち合いを上抜けており、上値は軽くなっていると判断できます。ただし今回の急騰にて短期的には高値警戒感がありますので、株価が調整したタイミングを狙うのがよろしいかと思います。

月足等の超長期的に見た株価は相対的には高値圏にはありますが、今後の業績が順当に伸び、また為替レートも現状の円安が維持されれば、8000円台を目指した上昇期待はできるかと思われます。

20141107-1

 

20141107-2

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