「先日もお伺いさせて頂いたのですが、その後直近での動きが強いので、再度、これからの予想される動きを教えて頂けませんか!」とのリクエストをいただきました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
2月にご質問いただきました際は、昨年高値7,120円をちょうど突破してきた辺りでしたので同水準が強いサポートとして機能していくか確認しつつRCIで押し目を狙うということでコメントさせて頂いておりました。
その後は、高値圏での保合いとなり一進一退の展開となっていましたが、直近では保合いを上抜け力強い上昇を見せています。(図1:日足チャート)
目先は8,000円の大台の攻防に注目です。8,000円の大台を明確に超えられず調整する局面では、直近保合いを見せたレンジ相場の上限7,700円近辺が下値支持となるか見ていきたいところです。
逆に、8,000円の大台を明確に超えてきますと次の上値の焦点は99年11月の高値19,440円と11年3月の安値の38.2%戻し9,400円となり、1万円の心理的な節目が視野入りしてきます。(図2:月足チャート)
ただ、長く塩漬けとなっている株が多いことが予想される銘柄です。
大台や節目ではそれなりの抵抗も想定されるところです。
また、大型株ですので日経平均の動向も考慮しなければなりません。
日経平均は心理的な節目である2万円を約15年ぶりに一時上回ったものの足踏み状態です。
再度上値を試し、00年のITバブル後の高値を目指していく展開となれば、当該株式も足元を確認しつつじわじわと上昇していく展開が予想されます。
価格水準が高いので、RCIなどのオシレータ系の指標の過熱感が少なくなったところでの押し目買いがいまだ有効でしょう。