「買値、1085円。信じて持ち続けていますが、四半期決算も良くなく、この先如何でしょうか。」とのリクエストを頂きました。
日足チャートで見てみましょう。昨年の8/26の高値を天井として長期的な三角保ち合いの状態にあります。そのため上にも下にも動きにくい状況といえます。目先では株価が主要な移動平均線(10日、25日、75日、200日)をすべてを下回っています。そのため短期的にも上値が重い状態にあります。
また出来高が減少しており、過去のピークから見ても、大変少ない状態にあります。その上で信用買い残の推移を見ますと残株数はそれほど解消されておらず360万株ほど残っている状態にあり、それも株価の上値が重い要因となります。
現在のチャートから判断しますと下落する要因が多く見られるため、買値の1085円まで株価が戻るにはサプライズ的な好材料が発生しない限り難しい状況にあります。
また数ヶ月以上の調整期間を経ることで、信用残が解消されて徐々に上値が軽くなる場合もありますので、その間のある程度の上下を許容できるようであれば中長期で保有するのも1つの方法とはいえます。