「いろいろと外部要因に不安がある中、内需関連に注目しています。本日、日経平均が大幅下落する中で逆行高を演じており、これまでモタついていた株価の流れに変化が生じたように感じられます。今後の株価見通しについて、ご助言がありましたら、よろしくお願いいたします。」とのリクエストをいただきました。
日足チャートでは、逆三尊を形成しはじめており、底打ち感のある形となっています。また2/2と3/23の高値を結んだネックラインを上抜けるかどうかが目先のポイントとなります。またその上には200日移動平均線があるため、そこが上値の抵抗帯となる可能性があります。
また業績は比較的堅調で、連結PERも8.8倍と低いため、ファンダメンタル的な割安感はあります。そのため現状の下値固めをしている状況から、大きく下落してしまう可能性も低いといえます。
ただし長期的には600円~800円にてボックス形成していた経緯もあり、この間のしこりがあることは否めません。そのため今後800円以上まで上昇していくには、その戻り売りを消化していく必要があり、相応の日柄(期間)が必要になると考えらます。
短期的には上値は600円から200日移動平均線の650円近辺まで、長期的にも700円以上は上値が重いと見ておくのがよろしいかと思われます。