東証1部 1815 鉄建のリクエスト分析

「今期は大幅な増益見通しということで、チャート上も下値を少しずつ切り上げて来ているように見えます。建設セクターの出遅れ銘柄を探していて、同社株の購入を検討していますが、何かアドバイスがありましたら、よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

日足チャートを見てみますと、5月13日の決算発表を機に翌日からギャップアップし、株価は25日移動平均線(緑)・75日移動平均線(水色)を上回る立ち上がりの形状となっております。

しかし、半年タームで見てみますと、ほぼボックス相場となっており、ご覧の通り300円レベルは何度か上値の抵抗となったことがわかります。同レベルには、長期筋の売買指針となる200日移動平均線(橙)が位置していますので、ココを突破しボックス上抜けができるかどうかが目先の焦点となります。

オシレーター系の指標であるRCIを見てみますと、現在80以上の高値圏を示しています。目先の過熱感はありますので、確定売りをこなしていけるかがポイントです。

一方の下値の焦点は、25日移動平均線(緑)が支持線となるか否か。
ココを下回ると、好決算に乗じて買いに入った向きの損切りなども短期的に出やすくなりますので注意が必要でしょう。

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