東証1部 4743 アイティフォーのリクエスト分析

「10年以上塩ずけにして半ば忘れていたのですがこのところ動きが見られますが如何ですかね?」とのリクエストをいただきました。

アイティフォー(4743)ですが、まず日足チャートから見てみましょう。移動平均線から見るトレンドとしては、上昇トレンドの状態にあり、また上昇が始まってからも、1ヶ月程度しか経過していないため、上昇の初動といえます。出来高に関しましても、増加傾向にあるため、勢いづいていると判断できます。ただし9日・13日RCIは高く、上昇し始めてから押し目を付けておりませんので、短期的な調整は想定しておくのがよいでしょう。

次に月足を見てみましょう。月足では2005年に最高値を付けて以来、長らく低迷が続きましたが、今回の上昇では昨年の高値を更新し、2007年以来の高値を付けています。一目均衡表でも雲より上に位置しており、三役好転の状態でもあるため、長期的に見ましても上昇しやすい状態にあります。連結PERが15倍台程度で、業績も比較的堅調ですので、上値も期待できそうです。

20160930-1

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