東証1部 1812 鹿島建設のリクエスト分析

「いつも参考にさせていただいています。鹿島建設を検討しているのですが、今後の動きを教えていただけないでしょうか。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足の一目均衡表を見てみましょう。
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株価は、基準線(青)・転換線(桃)をともに割込みました。更に、転換線が基準線を下抜けしたことにより「逆転」現象が見られています。一般には、売りのタイミングと判断できます。
一方で、下に控える一目の雲を背に下げ渋る動きも見られているため目先の焦点としては、雲上限687円が下値支持線として機能していけるかどうかが注目されます。仮に、この雲上限を割込む動きとなれば、下落基調を強める可能性がありますので注意が必要です。

足元の地合いは、日経平均株価が17,000円の大台を回復するなど堅調に推移しているため下げ渋りからボックスでの動きとなりそうです。

信用買い残は6.5倍と高水準なため、ボックス相場からの上抜けには日柄調整から需給の改善が進んでいくことが条件となりそうです。

続いて月足チャートをみてみましょう。
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2001年からのチャートを確認すると、現在は2006年に付けた高値804円に迫る高値圏となっています。高値ボックスでの動きとなっているこのレベルからの買いエントリーとなると上値の余地は限定されそうです。

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