「購入を検討していて、様子を見ていたら25日移動平均線を下回って来ました。買いのタイミングはどのように判断すれば良いでしょうか。よろしくお願いいたします。」
と、リクエストいただきました。
それでは、日足チャートを見てみましょう。
転換足は陰転下降中。株価は25日移動平均線(緑)を割込んできています。
短期調整の場合は、この25日移動平均線近辺で反発したとことを狙いますが、現状の状態を確認しますと、ローソク足は陰線で日々安値を切り下げています。そのため、未だ下げ止まりが確認できない状態です。仮に、その下に位置している75日移動平均線(水)を割込んで、その後上値の抵抗となった場合は、「調整」ではなく上昇トレンドが終了し売り転換となりますので注意が必要でしょう。
買いはやや見送り。タイミングは、75日移動平均線を大きく割れることなく、転換足が陽転、RCIも横ばいから9日RCI(桃)が13日RCI(水)をしっかりとGクロスし上昇に転じたことを確認し、下げ止まりをしっかりと見極めてからエントリーされるのがよろしいかと思います。
続いて、週足チャートを見てみましょう。
底値から立ち上がり上昇トレンドを形成してきましたが、5月に付けた戻り高値(1158円)以降は3週連続での陰線となっており、下げ止まりが見えません。今週の高値・安値が、前週のローソク足の高値・安値を、それぞれ切り下げている間は下降継続です。今後は、ご覧の13週移動平均線(緑)、26週移動平均線(水)が下値で支持線として機能していくか否かを見定めていく必要がありそうです。