東証2部 3113 Oakキャピタルのリクエスト分析

「408円で1300株もっています。動いてきたので今後どうすればよいかアドバイスお願い致します。」と、リクエストいただきました。

証券コード6731ピクセラ(図1)の大株主として注目されています。

同社はグーグル主催の開発者向けイベントにおいて、グーグルのテレビ事業のパートナー10社のうちの1社として紹介された とのことで急騰し、本日もストップ高となっています。出来高が高水準を維持している間は、人気が衰えていませんので高値を更新していく可能性はまだありますが、連騰が続いていますので大幅な短期調整に注意も必要です。

さて、本来のご質問Oakキャピタルの週足チャート(図2)を見てみましょう。

400円台での購入とのことですので保有時期は2014年~2015年、現物でのお取引のようでございます。ようやく戻してきたところではありますが、今回の材料を元に、一気に買値まで戻すのは難しいところです。
2015年に長らく続いた保合いのレベルは300円近辺。さらに価格帯レシオを見てみますと、340円近辺にはしこりがあります。この水準は上値抵抗として強く意識されそうです。

成長性や将来性といった意味では期待できますので、じっくり長期で持つのも一考です。
ただ、今回の上昇を機に上値追いの展開となるかは人気のバロメーターである出来高の推移に注目してみて行く必要があります。一過性のものであれば、出来高は急減していきます。人気が衰えず出来高の高水準が続けば、上記の抵抗帯も、売りものを吸収しつつ突破できるでしょう。
一方、来週以降 出来高が急減してくるようであれば、今回の上昇が戻り高値となり急騰銘柄を売る短期筋の売り物も出やすくなりますので注意が必要です。

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