「8078阪和興業の分析ありがとうございました。参考にさせていただきます。引き続きのリクエストで恐れ入りますが、こちらの銘柄も購入を検討しているところです。PER割安で、営業利益も通期で上ブレする可能性があると見ています。度々すみませんが、よろしくお願いします。」と、リクエストいただきました。
それでは、週足チャートを見てみましょう。
株価は下向きの26週移動平均線を下回る下降相場の状態ですが、直近では13週移動平均線を上抜けしてきており下げ渋りも見られます。
ここから先の上値の焦点は、まず26週移動平均線の648円。ここが戻り局面で突破できないことがあれば、テクニカル上では戻り売りが入りやすい形状となりますので注意が必要です。
10月に戻り高値を試しに行く場面で抵抗として機能した50週移動平均線も同様です。
信用倍率は10.0と高水準で、日頃の取引量と比べると5~6倍近い買い残があります。
10万株の自社株買いのニュースは下値の支援材料にはなりますが、上値で伸び悩むようですと失望売りや、積み上がっている買残の整理が進んでくる可能性があります。
戻り高値では上値抵抗ラインとして意識される各移動平均線との攻防に注目する必要があります。