「近々この銘柄は空売り対象としてなりえますか?」と、リクエストいただきました。
それでは、日足チャートを見てみましょう。
5月に窓を空けて上昇すると、10日移動平均線(桃)を下値支持線に強い上昇トレンドを形成してきましたが、目先は上昇一服から高値圏でボックスぎみの動きとなっています。
右肩上がりの25日移動平均線(緑)が下値のサポートラインとして現在も機能していることや、75日移動平均線からの乖離率が依然20%以上と強いから、基調はまだ上昇を維持しています。基本、上昇基調が続く間は下げたら押し目買いの目線で考えます。
仮にボックス上限を目指す動きとなれば、貸借倍率 が0.4%(1倍以下)と好取組となっていますので、売り目線で考える場合は踏み上げに注意が必要となります。
空売りには、まだ条件が揃っていないため、現在は待ちでしょう。
支持線となっている25日移動平均線を割る、ボックス下限を割り込むなどの動意を待ちましょう。
75日移動平均線からの乖離が20%を割ると上昇の勢いがなくなってきたと見ます。
昨年の下落局面を参考にタイミングを計ってみてください。