東マ 3498 霞ヶ関キャピタルのリクエスト分析

「お世話になっております。2021.7月に@3930で400株購入しました。そろそろ手放す方がいいでしょうか。8月に1:2に分割されています。よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

8月に株式分割が行われていますが、これによる目立った動きはありませんでした。
ここのところ、この銘柄に対する出来高は多くなく注目している投資家が少ないことも原因ではないかと思います。

上場時の水準を維持している(上回っている)ことは良い点ですが、26週移動平均線(水色)が上値の抵抗線となっているため、ここを再度上抜けするには何か材料がほしいところです。

下値では、50週移動平均線(橙色)が2000円の大台近辺にありますので、下値支持線となるかが目先の焦点です。1700円近辺では下げ渋る動きもありましたので、崩れた際はポイントとして確認してください。

さて、ポジションについてですが保有された価格がだいぶ高い水準ですので手放すにも難しいところでしょう。本来であれば3000円の大台を割れるような局面では判断すべきだったこところですが、長期で保有されていらっしゃるのには意味もあるのかと思います。
新興株ではありますが、配当が少なからず出ていることは下値のサポート要因です。
2000円の大台を再度割らなければ持ってみるとか、7月につけた安値1742円を割らなければ持ってみるなど、ご自身なりにポイントを決めておくとよいかもしれません。

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