東証1部 5202 日本板硝子のリクエスト分析

「出遅れ銘柄として購入を検討しております。業績は回復しているようですが、チャート的には、昨年10月~11月あたりを底に上昇転換したと見てよろしいでしょうか。」とのリクエストをいただきました。

ご指摘のように、昨年10月に安値を付けた後は下げ渋り、緩やかに安値を切り上げる底値固めの展開となっております。(図1)

しかし、上値では依然200日移動平均線が抵抗となっていますので、短期的に上がりやすい状態に転換したとはいえません。

200日移動平均線を株価が上回り、支持線として機能していくような状態になれば、物色の対象としての魅力もでてくるといったところでしょう。

また、今年に入ってから同業種の5201旭硝子は堅調に推移しています。(図2)
堅調だった銘柄の上昇が一服した時に、同業種の銘柄が出遅れ銘柄として、新たな物色対象として注目されることもあります。

ただし、この銘柄が一転下降に転じると一斉に手仕舞いが入ることもありますので注意が必要です。

5202

5201

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