「最近少し下がってますが、建設特需の影響か信用買いも増えてるようにおもいます。株価perは、高めに思いますが、どう判断したらよろしいでしょうか?よろしくお願いします」とのリクエストをいただきました。
日足チャートを見てみますと、直近75日移動平均線を割り込んできたことで、長期上昇相場の調整が懸念されます。
上値で75日移動平均線が抵抗として機能している間は、買いは見送りです。
ご指摘のように信用取組は8倍となっていますので再び上値で75日移動平均線との攻防があったとしても上値が重くなると推察されます。
一方の下値の焦点では、目先高値ボックス相場の下限650円処が下値支持となるか見ていきたいところです。仮にここを割れると保合い相場が一段下へ移動することになります。
PERは他の同業銘柄とくらべると高めです。これは現在の株価が未だ高値圏で推移していることも影響していると考えられます。
昨年堅調だった建設株は全般、今年に入ってから大型株シフトの動きから上昇一服となっています。しかし、逆にここのところ堅調な大型株の上昇が一服した時には、物色の対象として再度見直され注目されることもあるでしょう。