東証1部 3401 帝人のリクエスト分析

「いつも貴重なコメントありがとうございます。自分では良いと思ってもコメントを拝見すると自分の未熟さが良くわかります。業績変化率や低PERなどを基にスクリーニングしたところ『帝人』が良いと思い、押し目待ちで監視しています。株価が下落しかけると、強い買いが入って上値志向となっています。仕方なく393円で購入してしまいました。今後の株価動向や注意すべき点がございましたらお願い致します。」と、リクエストいただきました。

昨年7月上昇トレンドを崩して以来、300円半ば~400円半ばのボックス相場となっています。エントリーされたレベルはちょうどボックスの中心レベルとなっていますので、テクニカル的にはまず、下値ではボックス下限が支持となるか、上値ではボックス上限を抜けることができるかが焦点となります。

経常は増加・税引益等は黒転しているものの、コスト管理のおかげで、売上そのものはあまり伸びていません。将来における収益性・成長性という意味ではいまひとつという感じもあります。

PERは10.4と割安で、直近は新人口皮革開発などのニュースが手掛かり材料になっているようですが、ボックスを超えられる勢いがあるかどうかは見極めが必要でしょう。

連休明け5月6日の業績発表は念のために注意しましょう。

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