東証1部 5451 淀川製鋼所のリクエスト分析

「2005年 545円にて5000株購入(2,725,000円)ずぅっと下がり続けていたので放置、何年か前、分割ではなくまとめることを何と言うのか??1000株になりました。本日上場来高値となっています。やれやれ売りをすべきかもう少し待ってみるべきかご指導下さい。」と、リクエストいただきました。

昨年、株式併合(5株→1株)が行われています。
併合による価格修正をしますと、ちょうど買値近辺まで戻してきたところですね。

それでは、月足チャートを見てみましょう。
2007年高値(4,210円)から2012年安値(1,220円)までの下落に対しての半値戻し(2,715円)を再度超えてきました。

相場格言では、下落幅の半分まで値を戻すと、その後もとの水準まで戻るといわれる一方で、一度下げた相場が半分まで戻したら、欲張らずにそこで利益確定売りをした方がよいともいわれています。いずれにせよ「半値」は今後の支持線にもなりうるし、抵抗にもなりうるということができますので、まずはこの半値レベルの攻防を見極めていく必要があります。

今後この半値(2,715円)を大きく割り込むことなく支持線として機能していった場合は、61.8% 戻し( 3067.82円)が次の上値の目安となります。

10年以上保有されている銘柄の様です。この半値レベルを大きく割り込むことがなければ目先の上昇トレンドにまかせてみるのも一考かと思います。

ただ、出来高が減少してきた場合は上昇の勢いはなくなっていきますので要注意です。

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