「上昇トレンドにあると思い233円で200株購入しました。中期で押し目を付けながら300円以上を期待していますが。」と、リクエストいただきました。
日足チャートを見てみましょう。
ご覧のように10日移動平均線(桃)・25日移動平均線(緑)は右肩あがり、かつ株価はその上にあることで強い上昇トレンドを形成しています。
これらの移動平均線が下値支持線として機能している間は、上値(利益)を伸ばすことも検討できます。
ただし、上昇トレンドを維持する中でも、株価は強弱をくりかえしますので目先の短期的な方向の変わり目がわかる転換足にも注意してみていきましょう。
転換足は赤が継続していれば上昇、青が継続していれば下降、青から赤へ変わったところが上昇転換、赤から青に変化したところが下降転換となります。
また、過去のチャートを見ていると25日移動平均線程度まで押しを入れた後に、出来高を伴って上値を切り上げてきてきたことがわかります。
高値保合いが長く続きながら、出来高の増加が見られなければ本格的に調整入りする可能性もありますので注意が必要です。
続いて、月足チャートを見てみましょう。
300円以上を狙っていらっしゃるとのことですので、中長期的な視点で見ていきましょう。まずは、上場時の初値250円を回復できるかどうかを目先のポイントとして見ていきます。超えれば、当面この初値を終値で日々維持していけるかどうかを保有の条件として目安にしていくとよいでしょう。
250円近辺の足場を固めることができれば、300円を伺う動きと発展していくことが予想できます。ただし、250円が抵抗となれば高値圏からの急落に注意が必要です。