「いつも御指導有難うございます。中期狙い3050円位仕込みたいと思います。3500円売リ分析宜しくお願い致します。」と、リクエストいただきました。
ご覧のように、これまで下値支持線として機能していた25日移動平均線(緑)・および75日移動平均線(水)を割り込んできたことによって、本年初旬から続いた上昇相場から、目先下降に転換した格好となっていることがわかります。
目先の方向の変化がわかりやすい転換足も、陰転後陰線(青)が継続しており、チャート的にはまだ下げ止まりを判断できない状態です。
※転換足は、弊社オリジナルのテクニカル指標で赤が継続していれば上昇、青が継続していれば下降、青から赤へ変わったところが上昇転換、赤から青に変化したところが下降転換となります。
短期的には上昇相場が崩れた格好となっていますので、これまで支持線として機能していた75日移動平均線(水)が、今後抵抗線として機能してくようですと、最初の戻りは絶好の売り場となってしまいますので注意が必要です。下げ止まりを確認できない間は、買いは見送られたほうが賢明でしょう。
続いて、週足チャートを見てみましょう。
7月後半からの下落で、過去のボックス相場上限に迫る商状となっています。
ご質問の3050円というポイントは、まさしくこのレベルを意識されたのだと考察します。3000円の攻防からこの近辺で根固めできるようであれば、中期的売買の検討ラインだと考えますが、明確に3000円割れとなると中期的な目線からも上昇を維持することは困難となっていきますので注意が必要です。
まずは、3000円の大台の攻防をじっくり見極められてから、慌てず検討されることをお勧めしたいと思います。