「14日に好決算の発表があり、15日の株は大幅上昇の始値が付きましたが、その後は一転して下落。今後の展望を教えて下さい。」と、リクエストいただきました。
それでは、日足チャートを見てみましょう。
14日の株価は決算発表を受け高寄りしましたが、利益確定の売りや戻り待ちの売りに押されて急落。本日も窓を空けての下落となり、これまで下支えとなっていた1500円を大きく割り込む動きを見せています。ここから先、戻りを試す局面では、まずこの1500円を早期に回復できるかどうかがポイントとなります。1500円近辺が今後上値抵抗として意識された場合は、下値を模索する動きが強まるでしょう。
今回の決算は、2018年7月に実施のゆめみ子会社化に伴い連結決算に移行しました。
ゆめみに加え、連結決算移行に伴い仮想通貨取引所開設を準備中のマーキュリーと持分法関連会社のビットバンクを連結化したため、のれん代償却や段階取得損益を反映したものとなっており、材料出尽くし感が台頭したものと考えます。
75日移動平均線(水)が200日移動平均線(橙)を上回っていますが、チャートの形状は25日移動平均線(緑)下向きの戻り売りパターンです。 戻り高値は切り下がっていくことが推測されます。また、本日の続落で上場時の初値1445円を下回ったため買いは、しばらく見送りでしょう。