「いつもお世話になります。中期買い1950円2000株ホールド。分析よろしくお願い申し上げます。」と、リクエストいただきました。
200日移動平均線(橙)、75日移動平均線(水)は上向き、株価は下値で2000円の大台を意識しつつ、右肩上がりの25日移動平均線(緑)を本日上抜ける動きを見せました。
75日移動平均線からのカイリ率は18%と、中期的には強い上昇基調の状態です。
しかし、朝方の買いが一巡すると、その後は徐々に売り物が散見され、上昇幅を縮小する動きとなりました。よって、ローソク足は上に長いひげを残しています。
ここからの焦点は、まず長らく攻防となっている25日移動平均線を維持できるか否か。
中期トレードとのことですので、しっかり25日移動平均線が下値支持線として機能していくようであれば、利幅を伸ばすことも検討できます。
しかし、再度25日移動平均線を下回り、戻れなくなった場合は、逆に売り場となりますので注意が必要でしょう。
保合いが長く続いた後なので、仮に2000円の大台を割込む場面があれば、75日移動平均線(水)近辺まで押す可能性が強くなります。
逆に、9月の高値(2385円)を突破できれば上場来高値となり、戻り売り圧力が弱まることが考えられます。値動きも良く出来高もあるので短期トレード派が追随してくれば、一段高となることを期待したいところです。
下段MACDヒストグラムが、0ラインを超えていけるかどうかにも、注目して取組みたい局面です。